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| 訴状 |
訴状と言うものを初めて見たが、正直な感想としてはそのページ数の多さにビックリだ。
A4で2~3枚ぐらいかなー、と考えていたものが、その10倍の30枚だったのでビックリであったし、その内容の中身の濃さにもびっくりである。
相談から約10カ月の中で起きた事全てが書かれており、「請求の趣旨」はすべて命令形の言葉である。
例えば、長男に金○○円を支払え。であったり、長男に遺産の各不動産に8分の1(遺留分の割合)の所有権一部登記手続きをせよ。
などなどである。
それに加え、訴訟費用は被告(姉)の負担とする。と、仮執行宣言が加えられていた。
これを見て率直な意見は、「なんか私たち凄く上から目線じゃね?」が率直な感覚で、しかもこれ2日で作ったの!?とビックリの連続である。
とりあえず受け取り次第連絡下さいとの事であったので、よく目を通さず弁護士へ電話する。
弁護士の第一声は「訴状はこれでいきます」であった。
え?我々の意見無し?みたいな(笑)
色々聞きたかったのだが、第一声から何も聞けなくなってしまった、とりあえず「請求の趣旨」の書き方はこんな感じで大丈夫なのですか?と聞いてみたが。
仮に我々の請求が100%通って裁判所が判決を出す場合は、今回の「請求の趣旨」のほぼ全文が判決文になるので、命令の様な文面になっているとの事であった。
そして残りの20数ページに関しては、今までの調停の内容から考えられる全ての物を請求したので、請求自体全てが通るとは思わないで下さいとの事であった。
調停ではいろいろな意見を求められたので拍子抜けしたが、ここからが本番という感じなのだろう、我々は完全に弁護士へ丸投げみたいなものなので、考えられる全てを請求しているとの事であったので何も文句はない。
とりあえず何も気にせずに寝れれば良いぐらいの感覚だ。
